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アブラヤシのプランテーションは環境破壊の原因に


この間町中に植えられているアブラヤシの実を鳩やカラスが
食べているのを見て思い出した
アブラヤシのプランテーションへ行ってみました。


こちらはインドネシアの大規模プランテーションの例
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油椰子は西アフリカが産地ですが1848年にインドネシアに
移入されてから東南アジアを中心に広く栽培されるようになり、
2015年には世界一の産油量に。

メキシコでもここを含む南部4州で生産されています。
ここは隣区へ続く道沿いにあるプランテーション
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パーム油は食品、洗剤、医薬品に広く使われ
さらにバイオディーゼルに使う動きも盛んで
更なる生産量増大が見込まれている。

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パーム油は年中生産が可能で同じ面積での生産量は大豆油の約10倍。
そのため生産コストが安く需要性も高いと言うわけです。



問題は大プランテーションを作るための森林破壊
元の自然の森林に生息していた動植物は死に追いやられると言う事です。
更に森林火災を誘発する事から大気汚染を増長、労働者の健康被害や
先住民の生活への影響など様々な問題も出て来ている。

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2004年にRSPOと言う国際的な組織が発足して
自然破壊の少ない”持続可能なパーム油生産”
をする農場の認証をする事になったそうです。
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隣区のプランテーションは認定されていたのかどうかは分かりませんが
半分くらいの土地が水の処理場に変わりました。
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敷地の後方に見えているのが油椰子のプランテーション
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搾油の工場は見た事がないのでどこかへ運ばれて行くのでしょうが
今度買う時はRSPOのマークがあるかどうか見る事にします。




処理場の向こうに見えていますが
この日はカナトコ雲が発生していました。
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積乱雲が伸びて行く時に行き場がなくなり水平に広がった雲
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天気が変わる象徴とも言われていますがこの時は
どうと言う変化もなかったです。


  






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