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えっ こんな小さな花? デーツの実の傍に落ちた幼鳥


庭に自然に生えて来る植物で初見のものは花や実を観察するために
そのまま育つままにしているものがあります。
ところがかなりの期間経っても花らしきが付かないのです。


ヤマノイモの仲間のワイルド・ヤム
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ワイルド・ヤム他色々この辺にあるつる性植物には
小さくても花らしきが付きますが
家にある野草には見えないのです。
シダでもあるまいし花が付かないのはおかしいので
ある日よく見てみるとこれが花かもと思えるものが。。

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こちらの何気ない植物ですが
葉柄の根元の丸いものにアリが集まっています。
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丸いのが雌花で小さいきゅうりのようなものが
雄花かなと思いますが。。
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こちらは裏の洗い場の下から生えて来たつる性植物
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やはり花らしきは咲かない代わりに
葉柄の根元に小さいレタスのようなものが
これが花なんでしょうか。
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そうそうガガンボが止まっていました。
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更にこちらはモリンガの下に生えて来た植物
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やはり花は咲かず葉柄の根元に
突起のようなものがあるだけ
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カラムシ↓の仲間かもと期待していたのですが
違いました。(^▽^;)
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たまたま残して置いた植物たちですがどうやら種から増える方法を
とらないで繁殖するようです。因みにカラムシに似た葉のものは
横倒しになった茎から根を出して増えて行くようです。
ちょっと変わったつる性植物と言えそうです。




さて椰子並木のある場所に
またメキシコカラスの幼鳥が落っこちていました。


”落っこちちゃった。母さん見つけてくれるかな”
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心配そうな幼鳥
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よく見ると高級おつまみのデーツが転がっていますよ。
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1か月ほど前はたわわになっていた
ナツメヤシの実(デーツ)
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今はすっからかんになっていました。
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鳥たちが食べたと考えられますが見事に平らげられています。



🌴🌴🌴





採餌途中でこちらを伺う顔が可愛いユカタンジェイ


ユカタンジェイの一番いが営巣している場所の向こうの林には
群れがいるようで道路の近くまで採餌にやって来ます。


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時々現れる変なおばさんにも慣れたのか(笑)
そう気にしないで採餌しています。
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虫やタネ類をとっているようです。
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ルーツは争えなくてやはりカラスの顔ですが
羽色がきれいだしこちらを見る様子が可愛く思えて来ました。
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いつものおばさんだ
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おっとよそ見しないで採餌を続けよう。
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採ったど~
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あら逆毛を立てて何に興奮したのでしょう。
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おばさん何回も見に来て飽きないのかな。
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和名はユカタンヌレバカケスですが
ヌレバ(濡れ羽)は水に濡れたようなで水色の部分を
言うのとばかり思っていましたが
正解は濡れたカラスのようなしっとりした「黒」を指します。

黒い部分はベルベットのような良い感じはするものの
やっぱり黒い部分よりトルコブルーのような冴えた青に目が行きます。
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”あそこにいるぞ”と覗き込む
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おばさんホントよく見てるな。
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今度は地面に降りて。。
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顔が黒くて見えませんが目はこちらを伺っています。
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近くにはトウワタの群れが出来ていました。

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ここでは自生種ですがよく繫殖力旺盛で話題になるのは
”ランタナ”の方なのにこの辺で増えるのはトウワタの方のようです。
時に牧場一杯に広がっているのを見ます。
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トウワタはキョウチクトウ科、ランタナはクマツヅラ科で
違うのに最初の頃よく見間違っていました。
花の色が黄色からオレンジそして赤に変わるところも似ています。
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営巣場所のすぐ手前には太めの枝が無惨に折れている木が

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折れ目から剪定とか伐採とかでなく
自然の力によるものと分かります。
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今日は結構な雨が降りましたがその前の風が強くて驚きでした。
SNSを見ると州都ではある道路脇の木々がバタバタと倒れたとか。
数年前帰国していて見なかった事ですが
中心部のコンクリート製の電柱が何本も倒れた事がありました。
”竜巻”と名前が付かないものの渦状に吹く突風があるようです。

昔は”地震、雷、火事、親父”でしたが最近は言葉を替えなくては。。
と思ったらオヤジとは昔「オオヤマジ」つまり
”大風(台風)、ヤマジ(山嵐)”が次第に変わったものらしいです。
最近は火山噴火や大雨、洪水も加わりましたからね
そうそう超暑も。。ι(´Д`υ)
いやはや怖いもの総出の時代になりました。



アブラヤシのプランテーションは環境破壊の原因に


この間町中に植えられているアブラヤシの実を鳩やカラスが
食べているのを見て思い出した
アブラヤシのプランテーションへ行ってみました。


こちらはインドネシアの大規模プランテーションの例
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油椰子は西アフリカが産地ですが1848年にインドネシアに
移入されてから東南アジアを中心に広く栽培されるようになり、
2015年には世界一の産油量に。

メキシコでもここを含む南部4州で生産されています。
ここは隣区へ続く道沿いにあるプランテーション
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パーム油は食品、洗剤、医薬品に広く使われ
さらにバイオディーゼルに使う動きも盛んで
更なる生産量増大が見込まれている。

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パーム油は年中生産が可能で同じ面積での生産量は大豆油の約10倍。
そのため生産コストが安く需要性も高いと言うわけです。



問題は大プランテーションを作るための森林破壊
元の自然の森林に生息していた動植物は死に追いやられると言う事です。
更に森林火災を誘発する事から大気汚染を増長、労働者の健康被害や
先住民の生活への影響など様々な問題も出て来ている。

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2004年にRSPOと言う国際的な組織が発足して
自然破壊の少ない”持続可能なパーム油生産”
をする農場の認証をする事になったそうです。
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隣区のプランテーションは認定されていたのかどうかは分かりませんが
半分くらいの土地が水の処理場に変わりました。
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敷地の後方に見えているのが油椰子のプランテーション
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搾油の工場は見た事がないのでどこかへ運ばれて行くのでしょうが
今度買う時はRSPOのマークがあるかどうか見る事にします。




処理場の向こうに見えていますが
この日はカナトコ雲が発生していました。
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積乱雲が伸びて行く時に行き場がなくなり水平に広がった雲
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天気が変わる象徴とも言われていますがこの時は
どうと言う変化もなかったです。


  






クロコンドルのお見合い 


久しぶりに墓地駐車場へ行ってみたらマクリィの木が数本ある
辺りにクロコンドルが数羽いました。

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クロコンドルは鳴き声を持たない鳥ですが
それでもうめき声のようなものを出しながら
他の鳥を見ては1羽が近くへ飛んで行き
もう1羽が飛んだり、近寄って行った方がまた動いたり
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はは~ん
これは多分お見合い会場のようです。




私に気付いたかこちらを伺っています。
”取り込み中なのに嫌なおばさんだヽ(`Д´)ノ”
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雄雌の区別が付きませんが
ほとんど動かないこの羽が雌で他は雄と思われます。
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雌1羽に雄数羽でアプローチして
雌が気に入った雄1羽が選ばれると言うわけでしょう。
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雌のところへ近寄った途端雌が飛んでそれを追うように
飛んだ雄が居たけど気に入られたと言う事?
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ダンスをするとか胸を膨らませて音を立てるとか
色々求愛の方法があるようですが
クロコンドルはどうやら眼力と雰囲気だけのようです。
ヒメコンドルも同じような情景を見た事があります。
方法がシンプルなので相手を見つけるのに時間がかかりそうですね。
まあ”一目惚れ”と言うのもありますからね。
でも皆同じに見えるのにどこで好感のする1羽を見つけるのか疑問です。



さてつる性植物に付いていた蛹を見守っていたのですが
昨日あじゃ~の結果に。

かなり黒くなって来ていたので今日こそ羽化するかと
思っていたら地面に落ちてしまっていました。
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鳥の卵も100%孵るわけでなし、雛も100%巣立つわけでなし
蝶の蛹も同様と言う事なんですね。

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トケイソウの方にはまたまたゲジゲジたちが増えているので
こちらを楽しみにする事にします。
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トケイソウヒョウモン↓とウラギンドクチョウと
2種がうろうろしています。
未だに羽化するところを見れていないので
今度こそと思っているのですが。。
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ベイビーシャワーと出生率の減少


先月珍しく職場で”ベイビーシャワー”が行われました。


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約2年間のコロナ自粛の影響もありますが、
メキシコは経済悪化の関係でパーティーが少なくなり
最後に招待されてから彼是5~6年ぐらいは経っている気がします。

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20人程度の参加者、それも場所は職場で食事とゲームのささやかな会


以前はと言えば

自宅や小さ目のサロンを借りてホームパーティーのようにする人も
いればまるで結婚式のような大パーティーをする人も↓

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デザート類も豊富
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パランケタと言う伝統のお菓子も
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女児ならピンク、男児なら青に統一する事が多く
少し前のように黄色などで性別不明と言う事はなくなりました。

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会費制の時は皆で1つのプレゼントを買いますが
そうでない時は各自プレゼント持参で
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ゲームは色々ありますが大体似ていて
こちらはロッテリア
縦に横に斜めに、また全部と言う条件があり
最初に揃った人が商品をもらえます。
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こちらは”ソパ・デ・レトラス”(文字のスープ)
赤ちゃんに関した言葉を見つけるパズル
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どちらもダメでしたけど(>_<)楽しく遊びました。



ところでベイビーシャワーが少なくなった第一の理由は経済悪化です。
でも他に出生率の低下も影響しています。
近くの小学校では以前は午前と午後の2部制にしてやっと
子供たちの授業が出来ていましたが、近年は児童数減少で
その必要性がなくなり午前中のクラスだけになっています。


最近の世界の出生率を見てみました。

主な先進国の出生率
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215位  日本  1.39
最終 227位は台湾の1.09
*出生率が2を下回ると人口減少に繋がるそうです。


首位にいるのはアフリカ諸国など所謂後進国が多いですが
メキシコも159位 出生率1.73(一人の女性が持つ赤ちゃんの平均数)
でかなり少ないのです。
経済的理由が一番影響していると思われますが、日本と同じく
働く女性が増え、また各人の人生の目的とするものへの考え方が
変わって来た証拠とも言えるようです。
因みに結婚しない、また結婚しても子供を持たない夫婦は
増える一方ですからね。
”こんにちは 赤ちゃん”なんて歌が懐かしく思えるこの頃です。


👶👶👶