晴れと雨が拮抗 雨の使者ゼフィランサス
去年のように○○と名の付くハリケーンが来ているわけでもないのに
よく降ります。1日中降っているわけではないのが幸いですが
今日で6日目、ぶっ続けで湿気が気になるようになって来ました。
午後は晴れ間が見えていたので散歩がてらの徒歩買い物に出かけました。
気温は32℃ほどでも太陽も沈みかけて気持ち良いな
と思っているとさっそく怪しい雲が出て来ました。
家を出てすぐ虹も出ていたと言うのに
ご近所さんの庭には”雨の使者”と言われる
ゼフィランサスが顔を出していました。
何もないように見える場所に雨後急に咲き始めるので
”ファンタスマ”(妖怪)なんて言う俗名も付いています。
空気中の湿気の具合などから雨の降る事を感知して
降る前から茎を伸ばし始めると考えられます。
カジェホンには黄色も
中学校の中にあるアルメンドロ(モモタマナ)は
いつになく紅葉していました。
冬でもせいぜい数枚が赤くなる程度なんですが
こんなに多くの葉が赤くなっているのは初見です。
そうこうしている内にもくもくと雲が沸き上がって来て
丸めた絨毯を広げていく感じで
太陽のある西側へ押し寄せて行きます。
太陽も負けまいと輝いていましたがこの5分後には
雲が空を覆い、雨が降り始めました。
(下の方の黒い煙は石油公社の余剰ガス燃焼のもの)
40℃を超える暑さと乾燥で姿を消していた鳥たちが
現れ始めたのは嬉しい事でした。
次の記事に登場させます。
☁☁☁
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細い茎は束ねて止まり上手に種採り シロエリヒメウソ カンバラ
最近シロエリヒメウソの集団を見なくなったと書いたばかりですが
何気なく通ったメヒシバの茂ったところに居ました。
驚いたのは1本の茎ではさすがに細くて掴れないので
数本をまとめて束にして足場にしている事でした。
”うまく考えてるでしょ?”
1羽が羽をばたつかせて半分浮きながら
茎の束を作っていましたが生きる知恵ですね。( ゚Д゚)
皆茎の束を作って止まっています。
ここは小学校の側面と幼稚園の入口があるところ
いつもはこんなに草はありませんが
小学校で工事をしているらしくて工事の車が通ったり駐車していたり
しているのでそのままになっていたようです。
雌は黄色の地に茶色が混ざった羽のはずなんですが
ここに居た鳥たちにはオレンジ色の部分が。。
種類があるので他の種か案外交雑種かもです。
こちらのスズメノヒエの種を食べているのが
普通の色の雌
雄にもオレンジの部分があるものがいます。
他の日には他のイネ科植物にも集まっていました。
こちらはイヌビエ?カズノコグサ?
なぜか雄が多いですが20羽ぐらいは居ました。
”そっちにまだ種ある?”
首伸ばしは初見です。
”やっぱり麒麟のようには行かないな”(笑)
少し離れたところで休んでいる子
近くの草むらにはランタナの仲間のカンバラ
”カンバラ”と言う和名は沖縄で薬草茶に使われているものに
酷似しているからそう呼んでいるだけで
ひょっとしたら違うものかも。
どうやら葉が少し広いようです?
半つる性で5~6mにはなるようです。
実は庭に植えている人が居て苗を頂いて
家にもあったのですがとうとう枯れてしまいました。
葉はミントの香りがしてお茶にした事もあったし
ミントの代わりにトッピングにも使っていました。
🍵🍵🍵
昔の習わしになりつつあるキンセアーニョス(15歳)
先月超久しぶりの”キンセアーニョス(15歳)”パーティーに行きました。
昔は15歳を”成人”としていたため女の子はこの誕生日が
レディーとして社交界にデビューする日となり
皆にお披露目する日としていたのです。
とは言え王室があり、貴族がいる国で(ヨーロッパ)せいぜい
18世紀まで行われていた伝統行事と思われますが
メキシコでは今でもごく普通に行われていると言う
不思議な現象のひとつ(に思える)
実は招待したのは友人の一人で招待の内容は
セレモニー的な夜にするものではなく
”タキーサ”(タコス🌮を食べるシンプル昼食会)と言う事でした。
場所はコテージ風の貸しサロン
湖の向こう側になる場所で奥まっていて周りに
民家もなく良いばしょです。
祖父母の方がオアハカ州の出身と言う事で
テーマを"テワナ”(オアハカ州の女性)としたようです。
昼食会と言う事でお昼を食べずに行ったのにかなり待っても
タコスは出されず(;^ω^)6時ごろやっと音楽も準備され
セレモニーが始められました。
娘さんの意向で急遽セレモニーに替えつまり”夕食会”になった
と友人は謝っていましたがお腹ペコペコで見るセレモニーは
何だかつまらなく感じました。(>_<)
夕食はポソレ(豚肉ととうもろこしのスープ)で
美味しかったけどほとんどの人に変更の事は知らせていなかった
ようで皆無言で食べている姿が印象的でした。
(腹が減っては戦が出来ぬ。。(笑)
思い出してみるとパンデミックとはまた関係なく
キンセアーニョスの祝い方も変わって来ています。
こちらは数年前に行ったやはり友人の娘さんのキンセアーニョス
娘さんの紹介は貴公子数人と淑女とのダンス披露になります。
食事の他にテーマに沿ったケーキやデザート、
お菓子類が用意されます。
今キンセアーニョスを迎える女の子たちはせいぜい3人兄弟姉妹ですが
その父母、祖父母の時代は兄弟姉妹も多く招待者も相当な数になります。
こう言うイベントをするにはかなりの費用が要るので
10年前ぐらいからはその費用を他の事に使う人が増えて来ました。
例えばどこかへの旅行などです。
因みに相当昔の私の成人式ですが(^▽^;)
両親は着物を買うための積立貯金をしていたのですが
私は大学卒業時に旅行費用として現金で頂きました。
メキシコも独立してもう200年以上が経ちキンセアーニョスも
そろそろ昔の習わしになって来て当然と思われます。
だいたい長い植民地時代(300年)王が居たのはほんの少しの期間で
所詮”ものまね”の域を出ないものなのですし。
🏰🏰🏰
アカスズメフクロウの給餌したもの
昼間は36℃まで温度が上がり暑い~と悲鳴を上げたものの
また夕方から雨が降って少し涼しくなりました。
困ったのはアパゴンがあった事です。
停電でも何の前触れもなく急に停電になるので
家電の故障に繋がるのです。
今日は4回続けてあり、中に電気が戻るまで時間がかかった事が
あったので冷蔵庫のスイッチを切り、また入れてと気が気でなかったです。
さて雨降りは今日で4日目になりますが
アカスズメフクロウのファミリーが来なくなりました。
今日は雨降り前の様子です。
多分この家の前の持ち主が庭の一部に屋根を付ける予定で
立てたと思える鉄柱が何本か残っているんですが
フクロウたちの恰好の止まり場所になっています。
この日は親鳥が給餌している場面を見ました。
親鳥は餌を渡してさっと飛んで行った後
美味しそうに食べています。
何なのかよく分かりませんが小さい羽が
ふわふわ落ちているところを見ると鳥の雛かもしれません。
”美味しいな~”
満足した後は更なる餌を要求?
幼鳥、若鳥の特別な声なのか
”ホゥ ホゥ”でなく”チリチリリ・・シリシリリ・・”
もう1羽は低いところへ止まって順番待ち
後頭部にはカムフラージュ用の目の模様
スプリンクラーの水に近づいて水浴び
または水を飲んでいるような感じもありました。
”お母さん僕の餌も獲って来て~”
手前のが親鳥でしょうか。また戻って来ました。
”お母さんおばさんがこちらを見ているよ”
”大丈夫。人間は飛べないから私たちを捕まえる事はまず無理”
”それより他の子たちはどうしているかな?”
あちこちへ飛ぶので
どれが親か子かも分かりませんが皆可愛いです。
まだ続きます。
隣町に中国の「ダイソー」みたいな店がオープンしていました。
美容や手芸用品、台所用品、パーティーグッズが主でしたが
何か細々したもの買いました。
“米のミルク”→米粉?の石鹸
隣町には以前から1軒あるのでこれで2軒目
国中に増えているそうですよ。
中国パワーの波がこの田舎にまでとは。。
カジェホンにあった花はルリハナガサモドキ
メキシコの住宅地には徒歩の人やせいぜい自転車が通れるほどの
カジェホンと言う小道が施されているのが普通です。
植民地時代からの古都なら石畳になっていて趣のある場所
わが町は50数年しか経っていないので殺風景(^▽^;)
これでも数年前に改築されてベンチが施され植栽もされて整備された状態です。
植栽は近くに住んでいる人が前からしてあったものを残したものもあり
その中に名前の分からないものがありました。
花数は少ないしあまりぱっとした印象はないのでそのままに
なっていたんですがやっと名前が分かりました。
和名は”ルリハナガサモドキ”
学名 pseuderanthemum carruthersii b
同じキツネノマゴ科のルリハナガサに似ていると言う事ですが。。
あまり似ていない(笑)
種類は色々あり
やっぱり似ていないと言う印象ですが
やはりカジェホンにあるバルレリアの方が似ている感じがします。
湖の傍ではバラノドカザリドリモドキの若鳥らしきを見ました。
俗名はカベソン(頭でっかち)
若鳥らしきと言うのは雄の成鳥は
首の赤い部分がもっとはっきり、広いのです。
色も濃いグレー
雌には赤い部分はないので”若鳥”と分かりました。
ひょっとしたら墓地駐車場に営巣していた番いの子かもしれないし
数は少ない鳥なのでうれしい事です。
ついに一昨日から雨が降り出し今日で3日続いています。
40℃以上の超暑の日々が一段落して昼間は30数度になりますが夜は30度以下。
体は楽だし頭もすっきり。降り続くのも困りものですが
もう少し続いて欲しいと思っているところです。
💧💧💧