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隣州の渓谷で見た蝶が我が家に 夜にはバッタや蛾


今回の帰国で帰って来てがっかりした事がありました。
普通は1か月間の留守中2回草刈をお願いして行くのですが
今回はいつも頼んでいく人が病気のため友人の息子さんに頼んで行きました。

ところが何と1回も来ていなくて特に裏庭は草茫々、
低木もかなり枝が伸びたままになっていました。
やれやれと思っていたらまるでちょっとした森の中になって
いたからでしょう、すごい数の蝶が舞っていました。

だいたいはいつも来ている蝶ですが中に
隣のチアパス州の渓谷で1度だけ見た事がある蝶がいました。


チアパス州はいくつもの渓谷で有名なところです。
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特にアグア・アスル(青い河)や
サルト・デ・アグア(水が跳ねる河)が有名で
段差があるので滝もあります。
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サルト・デ・アグアへ行った時チラ見したのが
ヤナイス・ヒョウモンモドキ(アメリカヒョウモンモドキの一種)
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残念ながら正面から見る事が出来ませんでした。
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この蝶が何と草茫々のおかげで(笑)
裏庭に来ていたのです。
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裏翅の模様から色々種類があるようですが
同種には違いないようです。
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この日以来少しずつ草刈りをしたからかもう来なく
なってしまいましたがこの辺にも居る事が分かったので
次回見れるのを楽しみにしている事にします。
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さてある日の夜裏の洗濯場で洗い物をしようとしたら
色々な虫が集まって来ていました。

アメリカヒトリガ
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バッタが2種と思いましたが
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3~4匹いた内大き目のものが目に入りました。
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その内小さい方の緑のバッタが上に乗っかりました。
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番いだったと言う事?
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確かにオンブバッタも
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トノサマバッタもオスが小さくて
滑稽ではありますが色は同じです。
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異種のバッタが交尾と言う事があるのかどうか
疑問が残るシーンでした。


さて日本で買ったものの中にこんなものが

シマエナガのキーホルダー
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妹がシマエナガのフィギュアが大流行りでどこへ行っても
グッズが売っていると言っていましたがそれは本当で
いくつかの道の駅にはTシャツ、キーホルダー、ぬいぐるみ
などが所狭しと並べられていました。

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確かに可愛いですけどね。
いつか実物を見たいものです。

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キンゴジカの群生にオイレウスチャマダラセセリ


午後給油に行って月曜から少し具合の悪かった友人をお見舞いがてら
訪ねようと思ったのですが、昨日のアパゴン(急な停電)のためか
まだ自宅の電気が復旧していなくてお姉さん宅に居ると言う事でした。
それで久しぶりにガソリンスタンドの向こうの牧場へ行く事に。

石油公社の施設の駐車場へ行くと最近の雨で結構雑草が茂っていて
向こうの方にはキンゴジカが群生していました。


色んな蝶に人気の野草ですが多分これが食草なのか
よく見るのがオイレウスチャマダラセセリです。

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上の写真は以前の墓地駐車場のもの↑

こちらが石油公社駐車場のもの↓

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日陰になっていたのもあるでしょうが
少し色、模様が違うような。。

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カメラの調子が悪いので最近の紫外線量が半端なくて
光量調節がうまく行っていないのかもしれません。8 4 na fc



干ばつと超高温の時期もあり雑草の生えている場所が
少なくなったのでこんな野草の群生も珍しいです。

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白い小さい昼行性蛾も1頭
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ナランジラは頗る元気で
下の方に若い株も生えて来ていました。
ここに居るミドリササグモを見たかったんですが
あちこち見回しても居ませんでした。
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少し先にある林にりすがいるはずなんですが
これも見当たらず
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大木のセイバはひっそり
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鳥と言えばウタムクドリモドキが数羽居ましたが
他の鳥の声は全く聞こえずでした。

ただここでは初見のシマクマゲラが1羽
放し飼いの牛が3頭向こうから歩いて来たので
車のフロントガラス越しに撮るしかありませんでした。
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入口付近にはまたまたカナトコ雲
天気の変わりやすい事を示していました。
(因みに大雨の予報がありましたが実際はパラパラ雨だけでした)
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そしてあじゃ~の木の伐採
一本大木切ったらどうなるか。。考える人が居なさ過ぎです。
この木の他に3本ほど切られていました。
整地するつもりなのか、木材利用か、はたまた薪にするのか

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言えば皇居付近のたくさんの木を切る計画があるそうですが
ここに居て全く関係ないけど反対です~

🌳🌳🌳








これはツムギアリの巣? シノエカ蜂の巣はよく見るけど。。


ボロ布を巻き付けたような何かの巣らしきがありました。
去年も近くの池に見ましたが何なのか分からず終いだったもの。


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よく見ると木の葉をくっ付けて形にしてあります。
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色々調べてみると
ツムギアリの巣に似ています。
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ツムギアリは木の葉を集め
幼虫が持つ粘着性のあるクモの糸のようなものを使って
働きアリがくっ付けていくそうです。
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女王バチ
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その傍にはびんを半分に切ってくっ付けたようなハチの巣

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こちらはシノエカ蜂の巣でこの辺ではよく見るもの
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シノエカ蜂と言えば刺された場合の痛さは最高ですが
結構高いところに作ってあり普通は近づこうにも近づけないです。
それに近くに居たとしてもスズメバチのような攻撃性はなく
向こうから近づいて来る事はないです。
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ツムギアリの巣で疑問は東南アジアやオーストラリアに分布している事で
それが上陸して来たのかこの辺独自のものがいるのかと言う事です。
間違いもあり得るので宿題でこの先調べる事にします。



🐝🐝🐝🐝🐝



この近くに時々見るヒヨドリバナの仲間と思える花を見ました。

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3mぐらいになる低木?で林の傍などに見ますが
調べてもいますが名前は分かりません。
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かなりわさわさに成長する
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綿毛もきれいです。
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嬉しい来客やら来て欲しくない客やら


暑くて乾燥しているとは言え小さいからか
多くの虫たちは元気なようで庭で見かけます。


ご近所さんのプルメリア
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色々ありますが色の混ざった
最も好みのもののひとつです。
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先日はすくすく育っていたはずのアボカドを見て
ガ~~ン! 何じゃこの葉は
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夜になってからよく見ると3~4匹コフキコガネが居て
理由が分かりました。

アボカドの葉をむしゃむしゃ食べるコフキコガネ
”黄金虫は金持ちだ~”でなくて
”黄金虫は害虫だ~”ですよ。ヽ(`Д´)ノプンプン
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幼虫がガジーナ・シエガ(めくらの鶏)と言われて土中で
作物や植物の根を食い荒らすことで知られています。

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所謂”芋虫”
もちろん家の庭の土中にも(>_<)
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周りをよく見るとモリンガの葉には数十匹👀
昼間は居ないので気付かなかったのでした。
モリンガの葉はたくさんあるから気にしないでもいいけど
アボカドには困ります。
毎日捕ってかなり減りました。



背がオレンジのきれいな蜂?
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裏庭の洗い場に居ました。
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こちらは事もあろうに寝室に
照明の光に誘われて入って来たようです。
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そしてこちらは裏口の入口の近くに。。
真っ黒けのゲジゲジ
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毒蛾で学名:Hylesia nigricans、
俗名は”ガタ・ペルーダ”(毛むくじゃらの猫)
幼虫の毛に触ると皮膚炎になります。

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確かに最近ヒッペアストルムが数輪咲いて
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葉っぱを食べていたゲジゲジがいましたが
こちらはもっと小さくて赤い部分があるのに
今回のは太く大きく違う感じです。
ただこちらも毛の付き方などそっくりで
毒蛾の幼虫に間違いない感じです。
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裏庭のバナナの傍にトウワタが生えていて大事にしていた
のですがいつの間にかなくなっていました。
でも嬉しい事に再び生えて来ていました。
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そして食草とするジョオウマダラ
お子様がいましたよ。
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どこで見付けるのでしょうか。
姉妹蝶のモナルカ蝶も来てくれると嬉しいのですが
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長くなって垂れ下がっていたヒバの枝を切っていたら
ナンベイオオシロチョウが休んでいました。
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ほとんどは害虫には違いないですが野草を食草とするもの
食害があっても少しのものは退治しないで
観察しようと思っています。
いずれも食物連鎖の一員に違いないですからね。








金色に光るジンガサハムシ キアシシギがグランドに⁈


一昨日の散歩で久しぶりにグランドへ行ってみました。

普通余り気乗りがしないのは鳥が来なくなった他に
サッカー球場として整備されたため試合をしている事が多くなった、
一方コーナーに遊具が設置されて家族連れがうろうろしている
事があるなどがありますが、日曜や祝日はほとんど人がいないのです。

見慣れた鳥たちが少しいましたがそれ以外は全くで
1周して帰ろうと思っていたら
出入口の植物の葉に光るものを発見。ジンガサハムシでした。

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逆さまの状態ばかりなので回転してみました。
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曇りの日の夕方の上葉の下へ下へと行ってしまい
キラキラが写ったのは1枚だけでした。↑
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似たものに10種ぐらいあるようですが
多分これは Deloyala guttata
この辺に普通にいるらしいですが初めて見ます。
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小さいので近づく度に飛んで逃げましたが
幼虫、成虫共に食草とすると言うヒルガオ科の植物の葉から
他へ行く事はありませんでした。
天気の良い日にまた行ってみる事にします。
(ネットの写真↓)
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また雨が降るかもと言う空だったのでいよいよ帰ろうとしていると
グランドの中央にシギらしきを発見
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シギって水辺にいるはずでは??
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採餌に来たようです。
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居るのは1羽きりで足早に動きます。
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調べていて分かった事ですが実際草地に住むシギがいるようです。
その名もマキバシギ Bartramia longicauda↓
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嘴の下が黄色いのでこれは違う種
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どうやらグアテマラ地区に来るオオキアシシギのようです。
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遅く飛来してここにたまたま降りたのかもしれません。
(アメリカ北部、カナダから越冬にやって来ます)
それほどの距離はないので後々仲間と合流出来るでしょう。
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