夕日が大きく見えるのは目の錯覚だけ? 月は東に日は西に
先週そろそろアンディラの花が咲くころと思い出して
レモン湖へ行ってみました。
(20㎞ほどあるので隣区のスーパーへ行くついでです)
いつもの事で涼しくなりかけてからなので
もう夕日が沈みかけている時でした。
もう鳥の撮影は無理と思っていましたが
反対側の向こう岸に鳥の大群が見えていました。
アメリカトキコウがほとんどで数羽のサギが混じっていました。
羽繕いしているものが多いので明日他の場所へ行く途中と思われます。
2週間前コロモ地区にいた鳥たちかもしれませんね。
時間が遅くても鳥が居るのは分かるはずですがこの日は
ほとんど居なくて東には月が見えていました。
”月は東に日は西に”の日、
満月かそれに近い日だったのです。
ここで嬉しい事にカラカラが道路のすぐ近くの草原に居ましたが
車を止めただけで行ってしまいがっかり。😞
その代わりじゃないですが姿を現してくれたのがユカタンシマセゲラ
赤い帽子が夕暮れの牧場に映えてます。
顔も見せてくれました。ハンサムな♂ですよ。((´∀`*))
お目当てのアンディラの木が見えました。
手前にあったカーニャ(サトウキビ)が刈られていたので
全体が見えたのは嬉しい事です。
Andira anthelmia
残念ながら花を見るにはちょっと遅すぎ
ボンヤリ写真になりました。
向こうにもアンディラの木
まだ花は咲いていないようです。
良い樹形の木で”日立の樹”に使われなかったのが不思議です。
日もさらに傾いて来たのでお暇です。
最近何日もくっきり夕日が大きく見えていますが
実はこの大きく見える理由ははっきりしていないのだそうです。
以前は空気の屈折によるのではと言う説があったようですが
今はそれは否定されて”目の錯覚によるもの”とされています。
カメラには同じサイズにしか写らないと実証の例もありますが。。
この間撮った家の後ろにある夕日、大きく見えます。
私個人の意見ですがこう言う日は得てして風がなく蒸し暑い日
と言う事は太陽の前にある水蒸気を含む空気が
膨張してレンズのようになっているはず。
アリストテレスがこれに似た説を持っていたようですが
真実は如何に?
話は変わって最近スイカに凝ってます。
暑くて汗たらたらの日に冷えたスイカ。。
まさに命の水(/・ω・)/
フルーツはどれも高くて困っていますが
隣区のスーパーだけはほぼ半額なので
これで3個目買ってます。
この辺では珍しいゲレロ州のものでした。
スイカは追熟出来ない果物だそうで半分か1/4はおすそ分けしますが
後はパクパク食べちゃいます。
札幌の妹がメキシコ産かぼちゃのファンなんですが
値上がりして今年はあまり買わなかったとか。
野菜、果物は国際便で送るわけにも行かないし
割引をうまく利用するしかありませんね。
🍉🍉🍉
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世界一大きい植物オーストラリアのPosidoniaとは?
今日はちょっと暇つぶしと言っては何ですが、
オーストラリアの海浜公園で
発見されたと言うPosidoniaと言う植物についてです。
6月1日に科学雑誌で発表されたと言う事で
TVでもネットでも話題中の話題です。
大体「世界一大きい」と言う事が画像を見ていて理解できませんでした。
ただの海藻に見えるからです。
この海藻は地中海にもあり2006年の調査で15000マイルに渡ってある事が
分かったそうですが、それはこの海藻の群れがあると言う事で
今回のオーストラリアでの発見とは違っていました。
オーストラリアのPosidoniaは群れでなく
たったひとつの植物が大きくなったものなのです。
つまりひとつの根を持つ大きい木の枝葉のようなものと言う訳です。
この事は万というサンプルを集めた調査で分かった事だそうですが
何故こんなに大きくなったかの理由はクローンを作って増殖、
とか”Poliploide”と言う遺伝方法によると言います。
遺伝子を持つ染色体が2倍になっていると言う事。
これによると花や葉、実が2倍の大きさになるそうです。
自分なりに考えてみたんですが、例えば人が双子が生まれるところ
でっかい一人が生まれる。。👀こりゃ大変だ。。
ですが実際フルーツや野菜栽培に利用されているらしいですよ。
そうでなくてもこの海藻はネプチューングラス(海王星の草)とも
呼ばれて科学的に不思議なものなのです。
何と海中にありながら花を咲かせ実も付け(種が出来る)
炭素を吸収して生きている植物。
有意義な働きをしている植物なのに、温暖化や
港や漁場の建築、構築のため減少していると言います。
「○○世界一」と聞くとそれだけに関心が行きますが
”へぇ~ はぁ~ ほぅ~”のよもやま話だけに終わらせないで
海を守るひいては地球の自然を守ると言う意味で見守って行きたいですね。
🌎🌎🌎
宇宙家族の時代も近い? 空飛ぶ車
昔懐かしい1962~63年、1985~87年アメリカ、カナダ制作の
TVアニメ「宇宙家族ジェットソン」ですが、ラテンアメリカでは
やっと一昨年2020年に放送されるようになったみたいです。
(とは言えこの前からこのアニメを知っている人たちが居るところをみると
放送局の一部ではかなり前から放送していた可能性ありです)
車は空飛ぶジェット、道はコンベアー、子供たちは学校へ行かず通信教育、
料理はロボットお手伝いのお腹の中から即時に出て来ていました。
こちらでは「宇宙家族」でなく「ファミリア・スーペル・ソニック」と言います。
ファミリア→家族、スーペル→スーパー、超、ソニック→音の速さの、
と言う事で意味はほぼ同じです。
2062年(最初の製作の100年後)を想定しているそうですが
なるほどと言える場面が色々ありますね。
マニキュアもロポット化されてます。↓
学校の授業や医者の診察がビデオ受信?タイプだったりするのは
奇しくもコロナパンデミックで相当早まる事になりました。(^-^;
さて最近のTVニュースのテクノロジー部で紹介されていたのが
日本の「Sky Drive」社による空飛ぶタクシーです。
2016年から世界で”空飛ぶ車”の開発が行われるようになり
日本のSky Drive社が去年8月に人が乗った試乗に成功したと言う事です。
来年2023年から一般への販売が計画されていて当面は
首都圏と大阪の湾岸エリアでエンタメと移動の中間の役割
を果たすものとして利用されるらしいです。
多くのタイプはドローンを大きくしたようなものか
(ヘリコプタータイプ)グライダータイプのようです。
世界で大きいものとしては10㎡、3t、ベル社のNexusで
100~300㎞の移動が可能、小さいものとしては
日本のSky Driveや中国イーハンの3㎡、0.6tのもので
20~30㎞の移動が可能と言う事です。
「バットマン」や「バックツトゥーザフューチャー」に
出て来る車が現実化する事になりますね。
科学技術の進歩には素晴らしいものがありますがエネルギー源の
枯渇を防ぐ事が出来るのかどうかには疑問符が付きます。
また度重なる自然災害もそれに追い打ちをかけ、
さらに多くの再生可能エネルギーの利用も時には自然破壊に繋がり
(太陽光パネルや風力発電の羽設置)歯止めがかかる例も出て来ています。
「宇宙家族」の想定された2062年よりそれを想像した1962年の生活に
近い生活をするのが良いのかもしれませんね。
でも一度エアタクシーに乗ってからにしましょう。(笑)
木星土星の大接近を「ベツレヘムの星」と言う訳は
ここ数日前からTVニュースで紹介しているのが20年~60年間に
1度見られると言う木星土星の大接近の事。しかしそうは言わず
「ベツレヘムの星」が見られると言っている事が気になる。
「ベツレヘムの星」とはキリストが生まれたとされるベツレヘムに
一躍輝く星があり、それを目当てに
3人の王の使者たちがやって来たとされるものである。
実は科学者、数学者でもあるヨハネス・ケプラー(1571~1630)が
木星と土星の大接近がベツレヘムに見えた輝く星だろうと
言ったのが始まりで、キリスト教教徒にとってはこの天体のイベントは
「ベツレヘムの星」と言う事になっているらしいのだ。
実際には大接近があったのは紀元前6年の事であり、時期も3月で
キリストの生まれた時期(12月)とはくい違いがある事が分かっている。
さらに3人の使者の名前や訪ねて行った事などは6~7世紀に
初めて明らかにされている事などから
「ベツレヘムの星」が本当にあったのかどうかも謎なのである。
とは言え、ちょうど12月のキリスト生誕を祝うクリスマスの時期に重なった事で
教徒たちには科学的意味とは違う一大イベントとして迎えられるようです。
それはそうと今年の12月に見られる木星と土星の大接近は
実際大イベントで、前回見られたのは
約800年前の1226年3月4日、次回見られるのは60年後の2080年。
(なぜか日本語ページでは前回は400年前と隔たりがあります)
最も大接近は12月21日で素晴らしい輝きだそうですから
興味のある方は是非ですね。
詳しくはAstro Artsで
こちらはまた天気が崩れて雨。
さらに月曜からコロナ第三段階のオレンジに逆戻り。
何も出来なさそうなクリスマス時期に少しは明るい話題として
見られるように祈りたいと思います。



Go-toを利用して宇宙へ旅立ちましょう(笑)
コロナ2次波で数州が段階の逆戻りをしたり、
ここタバスコと隣州チアパスはまだまだ洪水から抜け出ておらず、
毎日被害地域の事がニュースの内容を占めています。
ただ中にはもちろん少し明るい話題もあります。
日本人の野口聡一さんを含め4人の宇宙飛行士を乗せた
アメリカスペースXの新型宇宙船『クルードラゴン』が15日夜
国際宇宙ステーションISSに向かって無事に打ち上げられました。
4人の乗組員(左端が野口さん)
野口さんはこれまでソユーズとスペースシャトルにも搭乗しており
3つの異なる宇宙船で宇宙飛行をした3人目の人物となった。
民間企業のスペースXがロケットと宇宙飛行士の乗り込む
カプセルを提供したのはこれで2回目。
民間人を乗せての宇宙飛行の計画をしており
2023年に実行されると言う事です。
候補の一人?が日本人実業家の前澤氏ですでに
”月に行って来ます”とツィートしたとか。
地球から410km離れたISSにはすでに3人の技術者が働いており
ここに4人が加わる事で3倍の科学実験がされると言う事になり
成果への期待が高まっている。
詳しくはBBC News
さてNASAの航空機型望遠鏡「Sofia」からは
最近”月に水がある”事が発見されました。
以前”水があった形跡”は観測されていましたけど
実際に水が確認されたのは初めてです。
その量は少しで実際何かに活用できるかどうかはまだ
分からないそうですが、とりあえず
2026年には何らかの建物の基礎建築を始めるそうです。
ワクチン投入が進めばコロナ収拾の目処が付くのは来年3月
(早くて)と今日のニュースで言っていましたけど
地球上で心配しながら生活するよりいっその事宇宙へ行きませんか?
ただでなく有料なのでGo-toプログラムに取り入れてもらって
割引で行くのが良いですね。(笑)
これは冗談として宇宙開発に日本人の活躍は多いです。
前のブログで一度記事にした事があるのは
油井さん(右)2015年12月に帰還
こちらはロサンゼルス市内に記念碑がある
日系人(3世?)宇宙飛行士
エリソン・ジョージ・オニヅカ(1946~1986)はアメリカ空軍
大佐で、日系人初のアメリカ航空宇宙局宇宙飛行士である。
宇宙への夢は広がって行きますが現実は厳しいですね。
今日も午前中少し、夜また雨です。( 一一)