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人形のお墓? ソチミルコの「人形の島」 バービーよりブラッツ


最近毎日、人形で一世を風靡した”バービー人形”の映画の
宣伝がされていて、そう言えば大流行だった事を
思い出してちょっと調べてみました。

と言うのはメキシコではバービー人形も流行ったけれど
その内バービーではない人形が流行って
その名前を忘れていたからでした。

ところが”ムニェーカ(人形)”と入れて検索すると
観光地ソチミルコの”人形の島”の事が一番に出て来たのです。

これは一体。。?
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ソチミルコは大観光地で行った事もあるし
TV、ネットでもしょっちゅう話題になりますが
こんな島がある事は初見です。

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伝説によると。。

その昔ソチミルコにフリアン・サンタナ・バレーラと言う人が住んでいた。
ある日フリアンがいつものように水上畑(ソチミルコで行われる特別な栽培方)
の作物を採って売りに出かけようとしていると
川岸のリリーの中におぼれた幼女の死体を発見。以後寝ても覚めても
その幼女の亡霊のようなものに苛まれる事になったのだった。

フリアンは思いついて人形を幼女として魂が安らぐようにと
祈りを捧げる事にしたが、3つ、4つと人形は増えていった。
どこかで話を聞いた人も供養にと持って来るようになり人形は増えるばかり。
フリアンが亡くなった後も甥の一人が引き継ぎ2019年に彼が
亡くなるまでそれは引き継がれたと言います。


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持って来られた人形は新しかったのかどうかは疑問ですが
今となっては使い古しの人形の墓場に見えます。🥶
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怪奇の人形と言えば「チャッキ―」ですが
供養の場と言うよりはチャッキーの墓場かな(>_<)
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チャッキーたちは再生の日を待っているのかも
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さて日本でもバービー人形は大流行の時期の後下火の時期が訪れ
今はまた他の人形が売られているようですが
メキシコにも似たヒストリーがあります。

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初めバービーはただの着せ替え人形でしたが後に
家や生活の一コマをテーマにしたセットものが売られるように。
友人たちの娘さんたちの中にはキッチンセットを持っている子が
多かったようです。(中には本当に料理が出来るセットのものもあったようです)

初代バービー人形は1959年に発売され、以後世界中の人気の玩具
となったわけですが、メキシコでは2001年に”ブラッツBratz”
と言う人形が発売されこれが長い間流行っていました。

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8頭身のバービーに比べて頭でっかちで目が大きく
ファッションも化粧の仕方も今風。
もちろん発売以来20年以上が過ぎ今はまた違う人形が出ている
らしいですが昨今、ゲーム機器やネットの目覚ましい普及ぶりで
女の子の遊びも変化して来ていて昔のような人気はないかもしれません。

因みに幼少の頃、実家の両隣が男の子ばかりの環境で
ピストル使ったギャング遊びや木登り、探検、レスリング👀、
玩具と言えば飛行機や車だった私には全く興味ない事ですが。。(^▽^;)



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大統領オブラドール氏の故郷へ(2) アグラオネマ


知人から大統領オブラドール氏出身の村に文化会館が出来た
と言う話を聞き、その方面へ用事で行ったついでに急遽行ってみました。


何だこれか。。と言った建物ですが、5年前行った時には
何もなかったのだし小さな村にしては立派なものでしょう。
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側面には図書館がありました。
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やはり何もなかった川べりにも
イベントが出来る公園が出来ていました。
3年前の洪水の後、
大統領自ら村を訪れ救済措置の一部に組み入れられたようです。
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川の中には”何これ?”と言うものが。。
観光客が川を眺めるための観測台とも言うんでしょうか
メキシコ湾岸のパライソ町に似たものがありました。
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こちらが5年前の川べり
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岸にはスパイダーリリーが一杯植えられていた?んですが、
取られてしまったのか時期でないから目立たなかったのか。。

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終わりかけた花が多くて
スパイダーリリーと言うよりユウレイリリーに見えるので(笑)
こちら町中のものの写真で。。
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文化会館から数メートル向こうにあるかつてのお祖父さんの家
博物館になるとネットに出ていたのですが
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銅像も降ろされてしまっていますよ。
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近くに居た人に聞くと
工事はやっと始まったばかりとか。
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こちらが前の状態
なるほどこれじゃかなりの改修が必要と言うわけです。
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トータル”らしいもの”は何も見なかった事になりましたが
5年前に比べたら”大統領輩出の村”と分かるように
色々している事が分かっただけでも良しとします。
数か月後にまた行ってみたいものです。
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帰りはある農場の入り口の門のところでちょっと休んで
(道は良い舗装になったとは言え狭いので路上駐車出来ない)
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夕焼けショーを見ながら帰りました。
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お隣さんからもらった植物の名が分かりました。

サトイモ科のアグラオネマ

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もう5回ぐらい花が付いて楽しんだ上
どんどん増えています。
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メキシコではスパティフィラム(ササウチワ)を
”クーナ・デ・モイセス”(モーゼのベビーベッド)と言います。
(当時の王が男児を殺すと命令したため川に流されたあのモーゼ)
同じ科で感じが似ているため
隣人は”クーナ・デ・モイセス”と言っていましたが。。
”アグラオネ”が本名でした。
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それにしても国によって「団扇」になったり、
特別な「ベット」になったりと俗名の付け方が変わり面白いですね。
尚タイでも”幸運を招く植物”だそうなので
まずは株分けして増やす事にします。


👼👼👼




大統領オブラドール氏の故郷へ オウコチョウの花園


先週末用事で隣区へ行ったのですが、ある人がその先にある
大統領オブラドール氏の故郷の町に文化会館が出来て
オープンしたばかりと言う話を聞いていた事を思い出しました。

そこからまだ田舎道を1時間ほど行くのですが
思えば5年前に訪ねたきりなので行ってみる事にしました。


区域を出たところで
見事なオウコチョウが咲いているお宅がありました。
この時5時で留まってはいけないと思いつつ
あまりに豪華なので写真を撮りたくなりました。

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オウコチョウも庭花として人気の花ですが
これほど大きくなったものは珍しいです。
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遠くから見ると蝶が集まっているように見えるので
”蝶”の名前が付いたそうです。
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実際蝶も来ていましたが
ちょうど影になる場所にばかり止まり写真は撮れず(*´ω`)
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シロエリヒメウソ♀も来ていました。
草の種が餌なので餌探しではなく
しきりに鳴いていたところをみると仲間と逸れたか
それとも幼鳥で親を探しているのかな?
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暗がりでボソッとした感じに見えてますが
実際は結構きれいな鳥です。
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おまけですがお隣のアラマンダの株も見事でした。
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さて花に気を取られて途中下車でしたが前へ進みます。


次の区域の集落を過ぎると競馬場があります。
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個人の農場主のもので5年前一緒に来た友人の知人です。
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広い敷地の農場主のお宅があちらにひとつこちらにひとつ
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ここで面白いものを発見
オレンジムクドリモドキの巣ですが
こんなにたくさん同じ場所にあるのは初見です。
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やはり集合住宅って人気なのでしょうか。(笑)
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家のある区域ではそれぞれ一軒家で
巣が近くにある事はありません。
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またまた途中下車している内に空が怪しい雰囲気に
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競馬場からさらに30分ほどで
大統領オブラドール氏の故郷テペティタン町に着きました。

5年前来た時は確かなかったと思うのですが
町の入り口に大統領就任を祝う壁画がありました。
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続きます。




バランカ・デル・コブレ渓谷 メキシコのグランドキャニオン


いつも日本への往復の途中で行きたいと思っているグランドキャニオン。
そう思いつつも行ってませんが、
メキシコチワワ州にもキャニオンはありそちらは行きました。
もう20年も前の事になります。


バランカ・デル・コブレ
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この渓谷の中心に観光地”クリール”町がありますがそこへ行くには
ブログトップの写真に見える”チェッペ Chepe”と言う
観光列車に乗らなくてはなりません。
写真の中で↑S字型に見えるものが「チワワ・パシフック」の線路です。



クリール町に着く前に「展望台」と言う駅があり、
そこで渓谷を見る事が出来ます。
(当時はフィルムカメラでそれをスキャンしたものです)
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駅の展望台は断崖絶壁にあり迫力
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谷へ降りる人や谷渡りなどアドベンチャーを楽しむ人は
ここで降りていましたけど私は見物派なので(笑)
クリール町まで直行でした。
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クリール町の同じホテルに泊まった人は6人で
次の日皆でバンをチャーターしてツアーに行きました。

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宿から1時間ほど渓谷を進んで行きました。
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イースター島を思わせる巨岩群がありましたよ。
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興味深かったのはこの先の描画などのある洞窟でした。
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先住民のものらしいですがまだ調査中とか。
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猿人類のもの?はたまたアメリカにたくさんあるらしい
大男?のものみたいな足跡もありました。
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止まったのはバンガロータイプの宿
ここは2500mぐらいの高所で8月でも薪ストーブを点けての宿泊でした。
面白かったと言うか苦しんだと言うか朝食メニューが哀れで
2日ともコーヒー、トーストにジャムだけでした。(ToT)/~~~

バンガローは立派なのに使用人が居なくて主と長女の方が手伝っているだけ
と言う事情からだったようです。皆で後で他のレストランに行きましたけどね。
でもこう言う事があるとかえって楽しい思い出になった事は確かです。(笑)

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TVニュースに出ていましたが、あくまでオリンピックを開く予定で
進めているみたいですね。「女性軽視発言」で会長辞任の事も
言われていました。それは良いけど今度は後任の事で揉めているとか。

いずれにしても個人的には今は全く興味のない事で世間も
ワクチンの事に興味が集中しているようです。
メキシコではファイザーのものも少し来るようですが後は
ジョンソンエンドジョンソンのもの、ロシアのもの1つ、
中国のもの2つが来るそうです。

イスラエルが人口の半分にワクチン接種が終わったと言うのに
メキシコは現在6%👀( 一一)( 一一)( 一一)( ノД`)




鍾乳洞”グルータ・デ・ココナ” ”ドラゴンの尾”と言う植物


メキシコ、ゲレロ州に国立公園になっている”カカワミルパ”と言う
巨大な鍾乳洞がありますが、この辺にも
グルータ・デ・ココナ”と言う中規模の鍾乳洞があります。

この辺に住むようになった当時行ってみましたが、
2年前の冬やはり2度目と言う友人と連休に訪ねてみました。


鍾乳洞はがあるのは
隣のチアパス州との境目にある丘陵地帯
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洞窟の入り口付近は公園のようになっています。

レッドジンジャー
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入口です。
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最初に来た時は確か200mぐらいで終わりでしたが
この時は500mぐらいまで道が付けられていたようです。

まるで椰子の木に見えるものがあり
確か名前は「オアシス」
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まだ盛んに水が滴って洞窟は形成中です。
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広場毎にライトアップされているものの途中は暗くて
2人ともスマホの電灯を使いながら進んで行きました。
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最も見物はこの先にある湖
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黒い部分が水
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ライトアップされるとこんな感じ

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気温はそう高くなくても湿気があって
出て来た時は2人共汗だくになっていました。(;^_^A


入り口付近には密林の代表的な植物が植えてありますが
中でも目立ったのがこちら

ドラゴンの尾
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学名はAnthurium schlechtendalii
アンスリウム・シュレクテンダーリ―

サトイモ科アンスリューム属パキュウウリウム節
シュレクテンダーリ―はドイツの植物学者に因んで付けられた。

今にも動きそうな迫力👀
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ボツボツは花で後に赤い実が出来るようです。
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こちらはメキシコ最大規模のカカワミルパ鍾乳洞
全長は2km
長さだけでなく空間そのものも大きいですが
ちょうど夏休みで
行った時は観光客でごった返していました。

これよりは鄙びた我が州の洞窟の方が楽しめた気がします。(笑)

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この時駐車場で販売していたものを買ったのが
オオヤマショウガ
俗名は”マラカス”
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この後花が枯れて花が出て来たのは良いけど
少し違う種類だったと言う落ちがあるのですが
トータルとても珍しい植物なので自分では気に入っています。


また行ってみたいけどコロナが落ち着いてからですね。
早く行って今年末、来年早々と言うのがおおよその予想らしいです。( 一一)