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チョコのアートとモリニージョ カカオフェスティバルにて


カカオフェスティバルの続きです。

会場は主に飲食用のチョコレート、子供のイベント広場、
チョコレートのアート、物産展の4つの部に分かれていました。

特に興味を持ったのは飲用のチョコレート(ホットココア)
を作る時のモリニージョでした。

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カカオや土地の風物を含む絵画展

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子供のイベント広場ではチョコレートで描く絵画展
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そしてチョコレートで作る造形の部

マヤ族の女性とスイレンでしょうか。
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こちらはコンクールになっていてちょうど
地元のTV局が来て録画しているところでした。
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こちらもマヤの神殿(ピラミッド)にあった
球技に使ったと思われる石の輪や
ククルカン(神の遣い)が付けられています。
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すでに出来上がった3作品
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チーズやバター、チリ売り場
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”ロンポペ”と言う卵とロン(ラム酒)を使ったお酒
クリスマスに用意する人も多いものです。
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ちょっと面白いアクセサリーの店がありました。
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何が材料なのか気になりましたが
買う気はないのでパス
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カカオ豆とモリニージョの展示

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チョコレート(ココア)を作る時に昔はこのモリニージョで
牛乳、砂糖とよく混ぜ泡立てていたわけです。
今はミキサーがあるので使う人が居なくなりました。
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これを売っていたのは北部の州から来ていた民芸品屋さんのみ
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この傍にはちょっとした休憩所
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カカオの木を囲んで太古の世界に迷い込んだ雰囲気
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外の池のほとりで少し休んでから帰途に
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仲良しクロコンドルのご夫婦
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お~ここにキタオビナシショウドウツバメが
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住んでいる町に来る事もある尾の短いツバメ
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”俺様も居るよ” クビワヤマセミも居ました。
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付けたし:
何回もここには行っているのに入口付近にあった
この銅像に気付いていませんでした。
タバスコ州で最も有名になった歌手
チコチェ” (1945-1989)
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色々見た中で買ったものです。

左からチョコスプレッド、グアテマラのチョコ、ベリーズのチョコ
そして手前がモリニージョ
実はシンプルなモリニージョは持っているんですが
もう少し凝ったものを買いました。
両手でくるくる回すと輪っかが動いて
ミキサーの役目をすると言うわけです。
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ベリーズのチョコとスプレッドは食べてみましたが美味し過ぎるほど。
もっと買えば良かったと後悔しているところです。


🍫🍫🍫




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カカオフェスティバル


11月20日はメキシコの「民主主義革命の日」で祝日ですが、
コロナ前のようにパレードやイベントを行った市町村もあれば
日曜と言う事で何もしなかったところもありました。

私の住んでいるところでは何もなかったし
2週間かそれ以上に渡る雨続きの中久しぶりに晴れたので
州都で行われている「カカオフェスティバル」に行って来ました。


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今ではアフリカや南米、東南アジアでも栽培されていますが、
カカオは元々メキシコ~中米原産のものです。
今回はグアテマラ、ホンジュラス、ベリーズなど近隣国、
また遠くはイタリアも参加しての事でした。
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このフェスに先駆けてメキシコシティでもあったようです。
ここタバスコ州は国内でも重要な生産地でフェスがあるのは
知っていましたが行ってみたのは初めてです。
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会場には色々な工夫がしてありました。
入口付近には子供たちや私が喜びそうな(笑)動物園風展示

ワニ🐊は連れて来るわけに行かないので
頭蓋骨だけ(笑)
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こちらは多分川亀でしょう。
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タランチュラ
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中はチョコ、チョコまたチョコ。。
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先へ行くとチョコを使ったアート部門の展示

「Yumka」(ジュンカ)と言う州のサファリを
チョコで表したもの
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すぐ横ではこのサファリを作った工房の人たちが
次の作品を作っているところでした。
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食べられないアート部門
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カカオの形の土器に絵を付けたもの
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値段はおよそ5万円
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カカオだけでなく物産展もありました。

椰子の葉を細く裂いたもので編んだ
土地の産物のアリゲーターガー
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ドゥルセ(甘いもの)
かぼちゃ、パパイヤ、サツマイモ、ココナッツなど
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皮製品や地元の材料を使った小物
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アクセサリーもたくさん
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そう暑くもない日で中は冷房効きすぎの感じで
途中で外へ出たくらいでした。
私は午後1時ごろに会場に着いて午後4時ごろ会場を
出ましたが市内に住んでいる人たちは
この時間に続々と来ているところでした。


後半に続きます。


🍫🍫🍫




人形のお墓? ソチミルコの「人形の島」 バービーよりブラッツ


最近毎日、人形で一世を風靡した”バービー人形”の映画の
宣伝がされていて、そう言えば大流行だった事を
思い出してちょっと調べてみました。

と言うのはメキシコではバービー人形も流行ったけれど
その内バービーではない人形が流行って
その名前を忘れていたからでした。

ところが”ムニェーカ(人形)”と入れて検索すると
観光地ソチミルコの”人形の島”の事が一番に出て来たのです。

これは一体。。?
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ソチミルコは大観光地で行った事もあるし
TV、ネットでもしょっちゅう話題になりますが
こんな島がある事は初見です。

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伝説によると。。

その昔ソチミルコにフリアン・サンタナ・バレーラと言う人が住んでいた。
ある日フリアンがいつものように水上畑(ソチミルコで行われる特別な栽培方)
の作物を採って売りに出かけようとしていると
川岸のリリーの中におぼれた幼女の死体を発見。以後寝ても覚めても
その幼女の亡霊のようなものに苛まれる事になったのだった。

フリアンは思いついて人形を幼女として魂が安らぐようにと
祈りを捧げる事にしたが、3つ、4つと人形は増えていった。
どこかで話を聞いた人も供養にと持って来るようになり人形は増えるばかり。
フリアンが亡くなった後も甥の一人が引き継ぎ2019年に彼が
亡くなるまでそれは引き継がれたと言います。


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持って来られた人形は新しかったのかどうかは疑問ですが
今となっては使い古しの人形の墓場に見えます。🥶
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怪奇の人形と言えば「チャッキ―」ですが
供養の場と言うよりはチャッキーの墓場かな(>_<)
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チャッキーたちは再生の日を待っているのかも
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さて日本でもバービー人形は大流行の時期の後下火の時期が訪れ
今はまた他の人形が売られているようですが
メキシコにも似たヒストリーがあります。

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初めバービーはただの着せ替え人形でしたが後に
家や生活の一コマをテーマにしたセットものが売られるように。
友人たちの娘さんたちの中にはキッチンセットを持っている子が
多かったようです。(中には本当に料理が出来るセットのものもあったようです)

初代バービー人形は1959年に発売され、以後世界中の人気の玩具
となったわけですが、メキシコでは2001年に”ブラッツBratz”
と言う人形が発売されこれが長い間流行っていました。

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8頭身のバービーに比べて頭でっかちで目が大きく
ファッションも化粧の仕方も今風。
もちろん発売以来20年以上が過ぎ今はまた違う人形が出ている
らしいですが昨今、ゲーム機器やネットの目覚ましい普及ぶりで
女の子の遊びも変化して来ていて昔のような人気はないかもしれません。

因みに幼少の頃、実家の両隣が男の子ばかりの環境で
ピストル使ったギャング遊びや木登り、探検、レスリング👀、
玩具と言えば飛行機や車だった私には全く興味ない事ですが。。(^▽^;)



大統領オブラドール氏の故郷へ(2) アグラオネマ


知人から大統領オブラドール氏出身の村に文化会館が出来た
と言う話を聞き、その方面へ用事で行ったついでに急遽行ってみました。


何だこれか。。と言った建物ですが、5年前行った時には
何もなかったのだし小さな村にしては立派なものでしょう。
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側面には図書館がありました。
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やはり何もなかった川べりにも
イベントが出来る公園が出来ていました。
3年前の洪水の後、
大統領自ら村を訪れ救済措置の一部に組み入れられたようです。
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川の中には”何これ?”と言うものが。。
観光客が川を眺めるための観測台とも言うんでしょうか
メキシコ湾岸のパライソ町に似たものがありました。
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こちらが5年前の川べり
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岸にはスパイダーリリーが一杯植えられていた?んですが、
取られてしまったのか時期でないから目立たなかったのか。。

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終わりかけた花が多くて
スパイダーリリーと言うよりユウレイリリーに見えるので(笑)
こちら町中のものの写真で。。
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文化会館から数メートル向こうにあるかつてのお祖父さんの家
博物館になるとネットに出ていたのですが
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銅像も降ろされてしまっていますよ。
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近くに居た人に聞くと
工事はやっと始まったばかりとか。
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こちらが前の状態
なるほどこれじゃかなりの改修が必要と言うわけです。
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トータル”らしいもの”は何も見なかった事になりましたが
5年前に比べたら”大統領輩出の村”と分かるように
色々している事が分かっただけでも良しとします。
数か月後にまた行ってみたいものです。
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帰りはある農場の入り口の門のところでちょっと休んで
(道は良い舗装になったとは言え狭いので路上駐車出来ない)
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夕焼けショーを見ながら帰りました。
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お隣さんからもらった植物の名が分かりました。

サトイモ科のアグラオネマ

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もう5回ぐらい花が付いて楽しんだ上
どんどん増えています。
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メキシコではスパティフィラム(ササウチワ)を
”クーナ・デ・モイセス”(モーゼのベビーベッド)と言います。
(当時の王が男児を殺すと命令したため川に流されたあのモーゼ)
同じ科で感じが似ているため
隣人は”クーナ・デ・モイセス”と言っていましたが。。
”アグラオネ”が本名でした。
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それにしても国によって「団扇」になったり、
特別な「ベット」になったりと俗名の付け方が変わり面白いですね。
尚タイでも”幸運を招く植物”だそうなので
まずは株分けして増やす事にします。


👼👼👼




大統領オブラドール氏の故郷へ オウコチョウの花園


先週末用事で隣区へ行ったのですが、ある人がその先にある
大統領オブラドール氏の故郷の町に文化会館が出来て
オープンしたばかりと言う話を聞いていた事を思い出しました。

そこからまだ田舎道を1時間ほど行くのですが
思えば5年前に訪ねたきりなので行ってみる事にしました。


区域を出たところで
見事なオウコチョウが咲いているお宅がありました。
この時5時で留まってはいけないと思いつつ
あまりに豪華なので写真を撮りたくなりました。

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オウコチョウも庭花として人気の花ですが
これほど大きくなったものは珍しいです。
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遠くから見ると蝶が集まっているように見えるので
”蝶”の名前が付いたそうです。
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実際蝶も来ていましたが
ちょうど影になる場所にばかり止まり写真は撮れず(*´ω`)
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シロエリヒメウソ♀も来ていました。
草の種が餌なので餌探しではなく
しきりに鳴いていたところをみると仲間と逸れたか
それとも幼鳥で親を探しているのかな?
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暗がりでボソッとした感じに見えてますが
実際は結構きれいな鳥です。
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おまけですがお隣のアラマンダの株も見事でした。
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さて花に気を取られて途中下車でしたが前へ進みます。


次の区域の集落を過ぎると競馬場があります。
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個人の農場主のもので5年前一緒に来た友人の知人です。
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広い敷地の農場主のお宅があちらにひとつこちらにひとつ
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ここで面白いものを発見
オレンジムクドリモドキの巣ですが
こんなにたくさん同じ場所にあるのは初見です。
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やはり集合住宅って人気なのでしょうか。(笑)
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家のある区域ではそれぞれ一軒家で
巣が近くにある事はありません。
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またまた途中下車している内に空が怪しい雰囲気に
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競馬場からさらに30分ほどで
大統領オブラドール氏の故郷テペティタン町に着きました。

5年前来た時は確かなかったと思うのですが
町の入り口に大統領就任を祝う壁画がありました。
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続きます。